[設定] タブ (文字認識識別ツール)
[OCV/OCR フォントの登録] ダイアログが開き、フォント (文字モデルおよびそのインスタンス) の定義や編集を行うことができます。
ツールのモードを指定します。選択肢は、[読み取り]、[照合]、または [認識と照合] です。
- [読み取り]: 登録済みの文字モデルを基に、文字列をデコードします。デコードされた文字列は、[フィールド文字列] で定義された文字数にマッチする必要があります。
- [照合]: [マッチ文字列] で定義された文字列を基に、文字列をデコードします。
- [認識と照合]: 文字列をデコードし、[マッチ文字列] で定義された文字列とデコードされた文字列を比較します。PASS の結果を得るためには、デコードされた文字列は、[マッチ文字列] で定義された文字列と合致している必要があります。
後者の場合、[認識と照合] が選択されている時に、ツールはミスマッチデータ ([ミスマッチ] および [ミスマッチ数]) を出力します。このデータは、EasyView および [通信] アプリケーションステップの他のコミュニケーションデバイスで使用することができます。ミスマッチデータは、[EasyView アイテムの選択]、[OPC タグの選択] または [入力/出力データ] ダイアログから選択することができます。
ミスマッチデータは、ツールがコードの読み取りに失敗したのか、それとも、コードの読み取りに成功したものの、文字列が [マッチ文字列] で定義した情報と一致しないのかを決定する必要がある場合に有用です。例えば、ツールが文字列の読み取りに失敗した場合、文字列印刷のプロセスやビジョンシステムのセットアップに問題がある可能性があります。文字列の読み取りに成功したものの、[マッチ文字列] で定義した情報に一致しない場合、異なる文字列が印刷されている可能性があります。
フォントのタイプを定義します。 定義済みのフォントタイプ (OCR-A/OCR-B、白地に黒/黒地に白) から選択するか、あるいは文字モデルを登録することによってカスタムフォントを作成することができます。
[読み取り] モードを選択した際に、文字列に含まれる文字数を定義します。フィールド文字列の各文字は、0~31 のインデックス付きポジションに対応します。フィールド文字列には、文字列の文字と同じ数のポジションが含まれている必要があります。
フィールド文字列エントリには、(A~Z)、(a~z)、(0~9)、ハイフン (-) 、ドット (.) 、スペース ( ) を使用することができます。デフォルトでは、フィールド文字列の各ポジションは、アスタリスク (*) 、つまり英数字の「ワイルドカード」で示されます。これは、文字列のそのポジションではすべての文字が有効であることを意味します。
フィールド文字列の個別のポジションは、そのポジションに一部の文字しか想定されないように制限することができます。これにより、全体的な性能と信頼性が向上します。
| フィールド文字列 エントリ | 説明 | 有効な文字 |
| * | ワイルドカード | フォントに含まれる任意の登録文字です。 |
| N | 数字 | 0123456789 |
| A | 大文字の英字 | ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ |
| a | 小文字の英字 | abcdefghijklmnopqrstuvwxyz |
| H | 16 進値 (大文字の英字と数字) | 0123456789ABCDEF |
| h | 16 進値 (小文字の英字と数字) | 0123456789abcdef |
| O | 8 進値 | 01234567 |
読み取りされる文字列を定義します。[モード] で、[照合] または [認識と照合] が選択された場合のみに有効となります。デコードする情報を入力してください。
フォントライブラリ登録済み文字モデルと画像中の文字間のスケール差 (50~200%) を計算します。[チューニング] ボタンは、文字モデルと文字列の文字間のサイズ差が ±5% 以上の場合のみ使用してください。
文字列中の各文字のスコアを 0~100 で定義します。デフォルトは 70 です。この設定以下の文字が 1 つでも文字列に含まれると、文字列全体の結果は FAIL となります。
文字列を読み取る際のアルゴリズムモードを定義します。選択肢は、[高速モード] (デフォルト) および [高精度モード] です。[高速モード] は、鮮明で高コントラストの画像を使用して、ツールを高速処理する必要がある場合に有用です。[高精度モード] は、不鮮明で低コントラストの画像を使用して、ツールの処理時間が問題とならない場合に有用です。
1 番得点の高い文字と 2 番目の得点の文字間の得点差を 0~20 で定義します。デフォルトは 0 です。 得点差が指定の値と同じ、またはそれ以下の場合、文字列全体の結果は FAIL となります。
画像内のそのほかの特徴が、文字列と判別しにくい場合に補正を行います。デフォルトは OFF です。 [擬似背景] を ON にした場合、ツールの処理速度は遅くなります。領域内のほかの特徴が文字列の先頭と誤って認識されてしまう場合に有用です。
文字スケールのばらつきを許容します。デフォルトは OFF です。
領域内のほかの特徴が文字列の先頭と誤って認識されてしまう場合に有用です。
ツールがテキストをサーチする時間をミリ秒単位で定義します (0~30,000)。この時間を過ぎると、サーチは終了し、ツールは FAIL を返します。
デコード、または検証された文字列情報を表示します。