In-Sight® SDK 5.7.0 リリースノート

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Revision: 5.7.0.2, 04/10/2019

概要

本書は、Microsoft® Windows® 用の In-Sight ソフトウェア開発キット (SDK) について説明します。本書は次のトピックから構成されます。

CvsInSightDisplay コントロールの詳細については、In-Sight ディスプレイコントロールのリリースノートを参照してください。

In-Sight SDK について

In-Sight SDK は、ネットワーク上の In-Sight ビジョンシステムとやり取りするカスタムアプリケーションを開発するためのプラットフォームを提供します。 In-Sight SDK では、In-Sight ディスプレイコントロールをフォームに載せただけの単純なものから、ジョブのロード、画像の保存、複数の I/O チャネルによる通信を行う強力なアプリケーションまで、さまざまなレベルのアプリケーションを開発することができます。

最新のリリースノートやドキュメンテーション (各国語版も含む) は、In-Sight オンラインサポートセンターでダウンロードできます。

: In-Sight SDK は、In-Sight Micro 1020、In-Sight 2000 シリーズおよび In-Sight 7020、7010、7230、7430 および 7432 ではサポートされていません。

システム要件

この節では、In-Sight SDK のシステム要件について説明します。

PC ハードウェア最小要件

ハードウェアの最小要件とは、In-Sight の処理負荷が低い環境で、解像度の低い In-Sight ビジョンシステムを 1 台だけ接続している PC を指します。

PC ハードウェア推奨要件

推奨されるハードウェア要件とは、同時に 4 台までの In-Sight ビジョンシステムを接続している PC を指します。

オペレーティングシステム要件

In-Sight ソフトウェアは、次のオペレーティングシステムで動作することを確認しています。

In-Sight SDK はそのほかのオペレーティングシステムでも動作することがありますが、前述の要件を満たさないシステムはサポート対象外です。

言語サポート

サポートしているファームウェアバージョン

In-Sight 5.7.0 ソフトウェアには、次のファームウェアバージョンが含まれています。

以前のファームウェアを搭載している In-Sight ビジョンシステムは正常に操作することもありますが、 サポートされていない機能があり、また十分にテストが行われていません。 最適なパフォーマンスを得るには、In-Sight Explorer ソフトウェアおよびファームウェアは、最新バージョンを使用してください。 モデル一覧およびサポートされているファームウェアバージョンについては、英語版 In-Sight Explorer オンラインヘルプの「Firmware Versions」 (ファームウェアバージョンのトピック) をご参照ください。英語版 In-Sight Explorer オンラインヘルプのデフォルトロケーションは、C:\Program Files (x86)\Cognex\In-Sight\In-Sight Explorer 5.x.x\Documentation\Help\Help_ISE_EN.chm です。

In-Sight ファームウェア 5.7.0

In-Sight ファームウェア 5.3.3

In-Sight ファームウェア 4.10.5

:

Microsoft .NET Framework 4.5

In-Sight ソフトウェアには、Microsoft .NET Framework 4.5 が必要です。 システムに検出されない場合、自動的にインストールされます。

サポートしている開発環境

:

ToolBuilder サポート

In-Sight SDK を使用して、カスタムの EasyBuilder ツールを作成することができます (詳細についてはToolBuilder Programmer リファレンスガイドをご参照ください)。 EasyBuilder ツールで作成されたすべての ToolBuilder は、In-Sight Explorer アプリケーション内の次のディレクトリに保存してください: C:\Program Files (x86)\Cognex\In-Sight\In-Sight Explorer 5.x.x\AddIns。 EasyBuilder ツールで ToolBuilder を作成する場合、ツールの DLL は In-Sight Explorer 5.x.x\AddIns ディレクトリに保存する必要があります。 以前に作成した ToolBuilder DLL ファイルを、AddIns ディレクトリにコピー & ペーストしてください。

インストール

In-Sight SDK をインストールするユーザには、フル管理者権限が必要です。

: 異なるバージョンの In-Sight ディスプレイコントロールまたは In-Sight SDK で開発された COM/ActiveX アプリケーションは、このバージョンとは互換性がなく、正しく動作しません。 カスタムアプリケーションをこのバージョンに合わせて再コンパイルするか、元のバージョンを再インストールしてください。 (CR# 5084)

サンプルプロジェクト

In-Sight SDK のサンプルプロジェクトは、次のフォルダにインストールされます: C:\Users\Public\Documents\Cognex\In-Sight\In-Sight Sample Projects 5.x.x。 [スタート] メニューから、サンプルフォルダのショートカットにアクセスすることができます。

修正点

: Cognex テクニカルサポートを介して報告された既知の問題を追跡しやすくするために、該当する場合に Change Request 番号 (CR#) が付与されています。
CR# 問題
N/A In-Sight SDK を、32 ビットまたは 64 ビットのアプリケーションとしてインストールすることができるようになりました。 デフォルトのインストールロケーションに変更はありません。32 ビットおよび 64 ビット、両方のオペレーティングシステムにおいて、次のロケーションにインストールされます: C:\Program Files (x86)\Cognex\In-Sight\In-Sight SDK 5.x.x。
15264 In-Sight SDK アプリケーションを 64 ビットオペレーティングシステム上でビルドする場合、Visual Studio の Platform Target を CPU、x64 または x86 に設定できるようになりました。 以前は、Platform Target を x86 に設定する必要がありました。

既知の問題

: Cognex テクニカルサポートを介して報告された既知の問題を追跡しやすくするために、該当する場合に Change Request 番号 (CR#) が付与されています。 Cognex In-Sight ディスプレイコントロール (CvsInSightDisplay) の既知の問題に関する説明については、In-Sight ディスプレイコントロールのリリースノートをご覧ください。
CR# 問題
82479

In-Sight SDK 5.7.0 を、Microsoft .NET Framework 3.5 を無効にしたシステムにインストールを試みているときに、Windows Update が処理中の場合、エラーメッセージが表示されることがあります: Error installing Microsoft .NET Framework; Error code 0x800f081f

回避策: Windows Update が完了するのを待って (再起動が必要です)、In-Sight SDK 5.7.0 をインストールしてください。

82151

In-Sight SDK が、ローカル PC からビジョンシステムに CvsInSightDisplay.InSight.File.LoadJobFileLocally () 関数を使用して、ジョブをロードするのに失敗してしまいます。

回避策: ローカル PC からビジョンシステムにジョブをロードする際には、次の手順に従ってください。

  1. CvsInSightDisplay.InSight.File.SendFileToInSight () を使用して、ジョブを PC からビジョンシステムに送信します。
  2. CvsInSightDisplay.InSight.File.LoadJobFile () を使用して、ジョブをビジョンシステムにロードします。
31753

更新を必要とする In-Sight SDK アイテム (CvsInSightDisplay など) は、表示されているときのみ更新をリクエストします。非表示のとき、または最小化されているときはリクエストされません。

回避策: このシナリオで更新が必要な場合、In-Sight ビジョンシステムから新しい結果を取得するときに、CvsInSight.AcceptUpdate() や CvsInSightDisplay.AcceptUpdate() への呼び出しを追加してください。 CvsInSight.ResultsChanged イベントにハンドラーを添付することを推奨します。結果処理後、CvsInSight.AcceptUpdate を呼び出してください。

11930 SetExpression メソッドを呼び出す前に、ビジョンシステムがオフラインであることを確認することを推奨します。